高分子学会関西支部

支部のご案内

HOME >支部のご案内 ( 支部長挨拶 / 支部のあゆみ / 役員名簿 )
支部のご案内

支部長挨拶

高分子学会関西支部・支部長 佐藤 尚弘

佐藤支部長 公益社団法人・高分子学会の8支部のひとつである関西支部には、現在学会全体の20%強に当たる2000名を超える会員が所属しています。高分子学会の目的である「高分子に関する科学及び技術の基礎的研究及びその実際的応用の進歩と学術文化の発展」を関西地区から盛り上げていくために、毎年このホームページに掲載されているような様々な行事を活発に実施しています。

 プラスチックやゴムなどの高分子材料は、我々の日常生活になくてはならないものです。また、バイオテクノロジー、インフォメーションテクノロジー、ナノテクノロジーなどの新しい事業分野においても、高分子の果たす役割は重要で、「高分子」に興味を持たれる方々は、これからもますます増加すると予想されます。

 そのように「高分子」に興味をお持ちの方々と高分子学会との関係について、2000年にノーベル化学賞を受賞された白川秀樹先生のご経験に基づいて述べたいと思います。ノーベル賞の受賞理由となった導電性高分子の基礎的研究をされていたころ、白川先生の大学にアメリカから無機化学者のマクダイアミッド先生が来日され、講演をされたそうです。そのとき、白川先生は無機化学の講演には興味がなく、その講演には参加されなかったのですが、講演の後にマクダイアミッド先生の方が、光輝くフィルムを合成されていた白川先生に興味を持たれて訪問され、それがきっかけで導電性高分子の研究が飛躍的に進んだそうです。また、そのマクダイアミッド先生との共同研究のためにアメリカに滞在され、ある学会で研究発表をされたときに、ひとりの企業研究者から「あなたの研究されている導電性高分子はなんの役に立つのか」と質問されたそうです。その当時、基礎研究にのみ興味のあった白川先生は的確な答えができなかったと書いておられます。(白川秀樹著「化学に魅せられて」;岩波新書、2001年)

 以上の二つのご経験は、その後の導電性高分子の進歩と考え合わせると、非常に示唆に富んでいると思われます。すなわち、「異分野との出会い」と「産学間の出会い」が、科学・技術を如何に発展させるかを示す好例です。そして、学会とはそのような「出会い」を提供する場です。「高分子」という材料は、これからも色々なところで利用されると思います。白川先生の導電性高分子のように、より良い材料を作りたいという「夢」を叶えるために、「高分子」に興味を持っている皆様は、是非高分子学会や関西支部の行事に参加され、実り多い「出会い」を体験されることを願っています。

支部のあゆみ

1951年(昭和26年)12月

高分子学会および関西支部設立

1952年(昭和27年)11月

第1回高分子討論会(京都大学)を担当

1954年(昭和29年)6月

第2回高分子夏季大学(高野山)を担当

1955年(昭和30年)6月

第1回高分子研究発表会(神戸)を開催

1960年(昭和35年)11月

第9回高分子学会年次大会(大阪大学)を担当

1965年(昭和40年)2月

第1回高分子の基礎と応用講座を開催

1976年(昭和51年)12月

第1回次代の高分子研究者のための講演見学会を開催

1981年(昭和56年)11月

第1回地区講演会を開催

1992年(平成4年)10月

第1回ポリマー材料フォーラムを担当

2001年(平成13年)9月

第1回高分子サロンを開催

2006年(平成18年)5月

「次代の高分子研究者のための講演見学会」と「地区講演会」を統合し第1回関西若手高分子セミナーとして開催

2006年(平成18年)5月

支部ホームページを公開

2010年(平成22年)8月

第1回高分子若手技術講習会を開催

2012年(平成24年)10月

関西支部設立60周年記念行事を開催

2018年(平成30年)1月

第1回NEXT高分子(関西)交流会を開催

定例行事
関西若手高分子セミナー
高分子の基礎と応用講座
高分子研究発表会(神戸)
高分子若手技術講習会
NEXT高分子(関西)交流会
高分子若手研究会[関西]
トピックス
支部案内
新春メッセージ

若い人への新春メッセージ

こちらから
入会案内

高分子学会への入会案内

こちらから
 
HOME HOME  サイトマップ サイトマップ  お問い合わせ お問い合わせ  ENGLISH ENGLISH
支部のご案内催し物のご案内入会のご案内リンク集(社)高分子学会のホームページへ